ロシア極東のオホーツク海やベーリング海西部で、ロシア船などによる違法なスケトウダラ漁が横行しているとの調査結果を、環境保護団体、世界自然保護基金(WWF)が17日までにまとめた。
日本国内で売られているタラコの多くが、これらの海域のスケトウダラのもので、肉もすり身として広く利用されている。WWFは「日本で出回るスケトウダラ製品の、かなりの割合が密漁品である可能性が高い」として、輸入国の摘発態勢強化などを勧告した。
ロシアの漁業統計や業界関係者の聞き取り調査などから、2005年のオホーツク海でのスケトウダラ漁獲量は、定められた漁獲枠を33%(16万6000トン)もオーバーし、ロシアから日本や韓国が輸入した量も、漁獲枠を大きく超えていることが判明。密漁の収益は年間7000万ドルを超えると推定された。

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